陶器のみよしの窯 | カップ・お皿 | 新潟県長岡市

陶芸について

陶芸について

土や釉薬・焼き方・・・偶然の重なりでできるあなただけの作品。
陶芸のことを知ると、表現方法も広がっていきます。

陶器は土から作るので粘土細工のように誰にでも作ることができます。しかし、土、釉薬、焼成方法など、わずかな差によって、色も肌も千変万華となります。基礎を理解し、自分のイメージに近い陶器ができるように、ここでは陶芸について簡単な説明をしておきましょう。

土の種類 焼き物を大きく分けると、陶器と磁器に分けられます。陶器の材料は土で陶土と呼ばれています。やわらかく粘り気のある焼き物に向く土を選びます。吸収性が高く、時磁器に比べるともろく、手に取るとズシリとした重みがあります。土の持つ風合い、温かみがあり、食器をはじめ、茶器や花器といった幅広い用途に使われています。磁器の材料は石が使われ、素材が白いので美しい色絵などに向いています。吸収性はないので、水漏れの心配はなく固くて軽いので実用性に優れています。当工房では、陶土を扱っております。

釉薬について 釉薬は「ゆうやく」または「うわぐすり(上薬)」とも言い、焼き物の表面にかかっているガラスのようなものです。釉薬をかけて焼くことによって目的の色を出したり、水が漏れないようになり、汚れも付きにくくなります。 図 ※鉄・銅・マンガン・コバルトなどの金属類を加え、色をつけます。

焼成(焼き方) 焼成は、窯全体が均一の密度になるように作品を窯詰めして、それぞれに適した温度、焼き方で時間をかけて焼成させます。